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香港貿易発展局、アジア物流会議でSC構築など議論

2021年10月27日 (水)

国際香港貿易発展局は27日、香港特別行政区政府と共同で主催する「第11回アジア物流・海事・空運会議」を11月2日から2日間、オンラインで開催すると発表した。

「回復力、俊敏性、持続可能性 グローバル・サプライ・チェーンの再構築」のテーマで、海運や航空貨物、物流、サプライチェーンマネジメント、技術革新のカテゴリーで考える、年1回のイベント。現在の世界経済に影響を与えているパンデミックをはじめ、デジタル技術による生活やビジネス上の変革、地政学的要因の世界のサプライチェーン(SC)構築への影響など、チャンスとリスクの両面について洞察や議論を交わす。

会議では、製品が消費者に届くまでの一連の流れのなかに位置する海運や航空貨物、物流業などの著名人が一堂に会して市場動向を発信・交換することで、業界のビジネスチャンスの拡大を目指す。それぞれの分野の専門家がローカルな視点から物流の課題や知見を語る。

初日となる2日の海事分科会「持続可能な未来へ」では、日本から商船三井の松坂顕太・専務執行役員、3日の「世界を変えるテクノロジー」には日本初の有人飛行に成功した「空飛ぶクルマ」の開発で知られるSkyDriveの福澤知浩・代表取締役CEO(最高経営責任者)が登壇する。

パワーダイアローグセッションでは、60名以上の業界専門家が講演を行う。荷主や業界の大手企業におけるパンデミック後の時代への適応や、地域のサプライチェーンネットワークにおける今後の進化について考える。