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エミレーツ、5年間の医薬品輸送量が40万トン突破

2021年10月28日 (木)

メディカルエミレーツ航空(アラブ首長国連邦)は、貨物部門であるエミレーツスカイカーゴが世界各地に輸送した医薬品が過去5年間で40万トンを超えたと発表した。

これまでに2億5000万回分の新型コロナワクチンをアラブ首長国連邦のドバイ経由で世界75都市以上へ輸送。温度変化に敏感な医薬品の航空輸送における高い品質を訴求できる実績を残した。

エミレーツスカイカーゴは、ドバイ国際空港にEU(欧州連合)の適正流通基準の認証を受けた医薬品専用施設を開設。3つの医薬品専門サービスを提供する「エミレーツ・ファーマ」も同時期に発表し、医薬品の安全かつ効率的な輸送に向けた事業基盤の構築を推進している。

エミレーツスカイカーゴは貨物輸送における貨物輸送サービスの向上を図っている。ことし9月には、CargoWise(カーゴワイズ)プラットフォームを通じて、フライトと在庫状況の確認や直接予約サービスを提供。貨物輸送事業の利便性向上に一役買っている。

エミレーツ航空貨物部門のナビル・スルタン上級副社長は「ドバイは一年中、製薬会社にとって信頼できるハブであるという認識を世界に訴求することができた」と意義を語る。