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9月の郵便物は前年比2.7%減、オフィス需要減か

2021年10月29日 (金)

調査・データ日本郵便が10月28日発表した9月の郵便物と荷物の総引受物数は、前年同月比2.7%減の13億7446万通・個となった。郵便物は同4.0%減の10億1865万通、荷物は同1.0%増の3億5580万個だった。

新型コロナウイルス感染拡大は落ち着いてきたものの、テレワークの普及や業務のデジタル化の推進などでオフィス需要が低迷し、郵便物の引受物数が減少しているとみられる。荷物は、前年のコロナ禍による宅配ニーズ拡大の動きが一巡したようだ。

郵便物の内訳は、国内向けの普通郵便物が前年同月比4.3%減の9億7601万通、特殊郵便物が同2.7%増の4065万通。海外向けは、通常郵便が同28.5%増の107万通、小包が同4.3%減の23万個、国際スピード郵便が同0.7%増の68万通だった。

荷物は、ゆうパックが同7.8%減の8060万個で、ゆうメールは同3.9%増の2億7520万個だった。