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リンコー、2Q累計好業績などで通期上方修正

2021年11月5日 (金)

(出所:リンコーコーポレーション)

財務・人事リンコーコーポレーションは5日、2022年3月期通期連結業績予想を上方修正すると発表した。ことし8月6日に公表した前回予想数値について、営業利益を3000万円から4000万円に、経常利益を1億7000万円から2億3000万円に、親会社株主に帰属する当期純利益を9000万円から2億7000万円にそれぞれ引き上げる。売上高は126億円の予想数値を据え置いた。

2022年3月期の第2四半期累計期間は、主力の運輸部門を中心に当初の見込みを上回り、当初予想に対して増益を確保。第3四半期以降は運輸部門の取扱貨物動向も考慮し、通期の売上高と営業利益は前回予想並みに推移する見通しと判断した。

経常利益については、雇用調整助成金の受給などにより前回予想から増益を見込む。特別損失の計上を想定していた投資有価証券評価損についても、株価動向を勘案して今回の修正予想では見込まないことから、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅増益となる見通しとした。

通期業績の上方修正を反映し、2022年3月期の配当予想も変更。これまで未定としていた期末配当について、1株あたり10円とした。第2四半期末の配当は行わないことから、年間配当は10円となる。