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福島日野自動車、郡山支店移転で顧客サービス強化

2021年11月8日 (月)

▲福島日野郡山支店の外観(出所:日野自動車)

拠点・施設日野自動車は5日、販売会社である福島日野自動車(福島県郡山市)が郡山支店(同)を移転し11月12日に営業を開始すると発表した。

日野自動車は、郡山支店を東北自動車道「須賀川インターチェンジ」や国道4号からアクセスしやすい場所に移転することで、顧客の利便性をより高める狙い。移転に伴い建物を新築し、作業の効率化によりトータルサポート体制も強化する。

工場内には、フロアリフトや2柱リフトのほか、連節バスやトレーラーを連結した状態でのリフトアップに加え、小型トラック2台を同時に整備できるタンデムリフトとしても使用可能な4柱リフトを導入し、小型トラックへの対応にも注力する。検査レーンは複数レーンで広いスペースを確保。先進安全装置など電子制御装置の正確な作動を調整するエーミング作業を安全で確実に行うなど、高効率なサービスを実現する。

安全対策としては、検査レーンやフロアリフトレーンに転落防止カバーを設置するほか、大型車の上部整備向けに高所作業アクセスリフトなども設置。全ての照明にLEDを採用するとともに、バイオ式工場排水処理装置を導入するなど環境へも配慮した仕様とする。

日野自動車は、2018年10月に公表した、25年までの成長戦略をまとめた「Challenge2025」で掲げる「最高にカスタマイズされたトータルサポート」の実現に向け、新車販売や車両の点検・修理、部品供給などを通じ、顧客の車両を最適な状態に保つための活動に注力する。販売会社の拠点においては、リニューアルやリロケーションなどを通じて顧客の利便性向上に努めており、今回の郡山支店の移転もその一環だ。