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日野自、部品不足で古河工場を12月に3日間停止へ

2021年11月15日 (月)

▲日野レンジャー(出所:日野自動車)

荷主日野自動車は12日、古河工場(茨城県古河市)で12月内の3日間、稼働を停止すると発表した。一部部品の供給不足により、トラック完成車の生産を調整する。物流業界にも少なからず影響が出る可能性もある。

日野自動車が古河工場の稼働停止を予定しているのは、12月11日と17日、18日の3日間。国内外向け大型・中型トラック「日野プロフィア/HINO700シリーズ」「日野レンジャー/HINO500シリーズ」の2車種。

自動車業界では、半導体などの部品不足による世界での販売台数の見通しを下方修正する動きが広がる。依然として部品供給は不安定なままで、年内は期初計画から生産・販売台数のペースを落とさざるを得ない状況が続くとみられる。鋼材など原材料価格の高騰もあり、自動車業界の経営環境は厳しさを増している。