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QVC、商品輸送保護フィルムの再資源化活動を開始

2021年11月15日 (月)

▲段ボールに巻き付く透明のストレッチフィルム(出所:QVCジャパン)

ECマルチメディア通販のQVCジャパン(千葉市美浜区)は15日、物流拠点「QVC佐倉フルフィルメントセンター」(千葉県佐倉市)が排出する廃棄フィルムをデリバリーパックとして再資源化する取り組みを始めたと発表した。

ストレッチフィルムは、搬送時の商品の荷崩れ防止や保管時の埃や汚れ防止を目的とした保護材。同施設では年間10トンのストレッチフィルムが廃棄され、その再資源化など有効活用が課題となっていた。

QVCジャパンは、2022年4月に施行されるプラスチック資源循環促進法により、プラスチック製品の排出抑制や再資源化の努力義務が企業に求められることも契機として、今回の取り組みを開始した。

これまでQVC佐倉フルフィルメントセンターから排出されるプラスチックごみは、全て産業廃棄物として回収し焼却されていた。この循環リサイクルを導入することにより廃棄ストレッチフィルムの全量を、配送用段ボールに貼付し明細書や同梱チラシを封入する配送資材デリバリーパックの原材料とすることで、再資源化を実現する。

(出所:QVCジャパン)