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ストレッチフィルム再資源化で排出CO2半減

2025年4月16日 (水)

環境・CSR産業廃棄物回収・リサイクル事業を手がけるマツダ(神戸市東灘区)は16日、三菱食品と共同で実施しているリサイクルループに関し、カーボンフットプリント(CFP)算定を行い、従来の焼却処理と比べて57%のCO2削減が可能であることを明らかにした。回収したストレッチフィルムを再資源化して袋を製造し、同社に販売する仕組みで、Terrascope Japan(テラスコープジャパン、東京都千代田区)の協力を得て評価を実施した。

この取り組みは、物流過程で発生するプラスチック包装材を焼却せず再商品化するもので、従来の新品袋の購入・焼却パターンと比べると最大66%のCO2削減効果が見込まれる。再生袋の製造時に再生可能エネルギーを用いることで、環境負荷を一段と低減することが可能となる。また、算定により工場でのエネルギー使用がCO2排出の6割を占めていることも判明し、今後の対策強化の方向性が示された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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