ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日立物流の山本博巳元社長死去、初の生え抜き社長

2021年11月16日 (火)

財務・人事日立物流は16日、元代表執行役社長で現名誉相談役の山本博巳氏が11月2日、死去したと発表した。81歳。親族と日立物流の合同葬を執り行った。

山本氏は山口市出身。1962年に日立物流入社。情報管理部長などを経て、94年に取締役国際営業本部副本部長。常務取締役首都圏南営業本部長、専務取締役営業開発本部長を歴任し、2003年4月に代表取締役社長に就任。03年6月に代表執行役社長兼取締役となり、06年に相談役、08年には名誉相談役に就いた。

物流業界における先進的な取り組みである「システム物流」を推進。現場主義を徹底し、社員には挑戦と個性を求めることでグループの成長につなげる経営姿勢を貫いた。初の生え抜き社長としても知られ、物流を「経営戦略」と位置付けた経営手腕が注目された。