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UDトラックス、鹿島の顧客拠点更新で機能強化

2021年11月24日 (水)

荷主UDトラックス(埼玉県上尾市)は24日、鹿島カスタマーセンター(茨城県神栖市)をリニューアルオープンしたと発表した。国際物流ターミナル整備を背景に、多様な産業が進出する鹿島臨海工業地帯における高い物流需要に対応する。

(出所:UDトラックス)

UDトラックスは、鹿島カスタマーセンターのリニューアルを契機として、最新設備を導入し生産性の向上を図る。顧客のビジネス展開を支えるとともに、鹿島臨海工業地帯における持続可能な物流システムの構築と業務効率化に貢献する。延べ床面積は1万1000平方メートルとリニューアル前から大幅に増床。機能強化に対応できる仕様とした。

(イメージ)

鹿島臨海地域は工業を中心とする第2次産業が盛んで、一帯の産業開発により整備された良好な都市基盤や鹿島港の機能と連携しながら、産業機能の強化に注力。インフラ整備が進むなか、鹿島港の取扱量は6000万トンを超える水準で安定的に推移するなど、産業拠点としてのポテンシャルを維持しており、物流需要も底堅い。

鹿島カスタマーセンターでは今回のリニューアルで、UDトラックスでは初となる最新の4柱リフトを採用したほか、フロア式の検査場を導入し、安全かつ高効率なレーンに一新。フルトレーラーでも連結状態のまま検査・整備のできるドライブスルー方式の導入により、高品質な整備と入庫車両のスムーズな受け入れ体制を構築し、顧客満足度の向上を目指す。