ロジスティクス商船三井は24日、安全運航のあり方について意見交換する「One MOL 安全キャンペーン2021」で、これまでに国内外6地域におけるオンラインカンファレンスを開催したと発表した。
キャンペーンはことし7月から2022年3月まで展開中。オンラインカンファレンスはインドとフィリピン、欧州、ロシア、インドネシア、日本で実施。オンラインキャンペーンは13回開催し、対象となった船舶79隻の延べ2300人が参加した。
商船三井はことし4月、グループの価値観・行動規範として継承してきた「MOL CHART」を「MOL CHART”S”」と改定。これまで「R」(Reliability、信頼性)の一概念として取り組んできた「S」(Safety、安全)を独立させることで、改めて安全の徹底に対する決意を強くした。
これを受け今年度のキャンペーンでは「Overcome rough seas with MOL CHARTS!」をテーマに掲げ、新型コロナウイルス禍など困難な局面においてもMOL CHARTSという共通の価値観・行動規範を持ち、「One MOL」で海陸一丸となって荒波を乗り越える決意を新たにした。
当社は、これらの活動を通じて、世界最高水準の安全品質への取り組みを続けていく。