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永友など10月は17社処分、関東運輸局

2021年12月3日 (金)

行政・団体関東運輸局の発表によると、管内で10月に行った行政処分を受けたトラック運送事業者は17社だった。

永友(東京都江戸川区)に対しては、法令違反の疑いがあるとして2019年から20年にかけて計4回、監査を実施。名義貸し、乗務記録の改ざん・不実記載、運行記録計による記録の改ざん、乗務記録の改ざんなど16項目もの違反が明らかになり、江戸川区の本社と茨城営業所(茨城県坂東市)に事業停止を命じた。

また、セブンピースロジスティック(東京都品川区)には20年の1年間で3回の監査を実施。名義貸しなど6項目の違法行為が確認され、60日間の事業停止、輸送の安全確保命令などの重い処分となった。処分事業者の一覧は次の通り。

事業者名所在地処分内容監査の端緒違反概要違反点数(※)
群馬ドリーム(本社営)群馬県玉村町車両停止(40日車)法令違反の疑い乗務時間告示の順守違反など6件4/4
横嶋建材(本社営)栃木県日光市車両停止(95日車)法令違反の疑い乗務時間告示の順守違反など9件10/10
岩瀬衛生社(本社営)茨城県桜川市車両停止(70日車)法令違反の疑い疾病のおそれのある乗務をさせたなど7件7/7
MRサービス(本社営)群馬県太田市車両停止(60日車)法令違反の疑い乗務時間告示の順守違反など7件6/6
代々城運送(本社営)茨城県鉾田市車両停止(30日車)死亡事故点呼の実施義務違反など8件3/3
Gライン(本社営)群馬県前橋市車両停止(20日車)法令違反の疑い点呼の実施義務違反など4件2/2
盛商(本社営)栃木県さくら市車両停止(90日車)死亡事故乗務時間告示の順守違反など10件9/9
エフ・ケー・ティーライン(相模営)神奈川県大和市車両停止(30日車)労働局からの通報乗務時間告示の順守違反など4件3/3
石原運送(本社営)群馬県伊勢崎市車両停止(50日車)救護措置義務違反を伴う死亡事故乗務時間告示の順守違反など6件5/5
アサクラ(本店営)埼玉県川口市車両停止(20日車)死亡事故乗務時間告示の順守違反など4件2/2
スワロー輸送(千葉営)千葉県船橋市車両停止(70日車)法令違反の疑い乗務時間告示の順守違反など5件7/7
広大(本社営)茨城県水戸市車両停止(50日車)死亡事故乗務時間告示の順守違反など9件5/5
松本産業輸送(本社営)横浜市戸塚区車両停止(20日車)法令違反の疑い乗務時間告示の順守違反など5件2/2
大栄物流サービス(本社営)群馬県大泉町車両停止(240日車)法令違反の疑い疾病のおそれのある乗務をさせたなど11件24/24
トランコムDS(海老名センター)神奈川県海老名市事業停止(7日間)、車両停止(10日車)無免許運転の下命(公安委からの通知)運転者に対する指導監督違反など2件1/1
セブンピースロジスティック(埼玉営)さいたま市岩槻区事業停止(60日間)、車両停止(20日車)、輸送の安全確保命令法令違反の疑い乗務時間告示の順守違反など6件62/62
永友(茨城営)茨城県坂東市事業停止(茨城営業所33日間、東京本社営業所3日間)、車両停止274日車(茨城営業所)、輸送の安全確保命令法令違反の疑い乗務時間告示の順守違反など16件60/60