ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

貨物鉄道論文賞、最優秀賞テーマは北海道物流

2021年12月7日 (火)

(イメージ)

認証・表彰日本貨物鉄道(JR貨物)は7日、北海商科大学大学院の永吉大介氏と相浦宣徳氏による北海道物流をテーマとした論文を21回目となる貨物鉄道論文賞の最優秀賞に決定した、と発表した。

永吉・相浦両氏の論文は「バランスのとれた北海道内物流の構築にむけた貨物鉄道利用促進の再検討 ~この10年間の社会情勢の変化を踏まえて~」と題したもの。

これまでは鉄道貨物振興奨励賞として論文を募ってきたが、今回からは「環境負荷がきわめて低く、大量の貨物を効率的かつ安定的に輸送できる貨物鉄道の特性を未来に向け発揮させていく」ことを目指し、よりわかりやすい名称として貨物鉄道論文賞に改称。

最優秀賞1点のほか、優秀賞1点、特別賞1点を選んだ。優秀賞は濃飛倉庫運輸大阪支店の柴田秀登氏による「日本海貨物輸送ベルトによる国土軸複線化構想とそのビジネスモデルの検証」、特別賞にはラルズの門脇幸治氏が応募した「小売業が主体となった物流業務の見える化と今後の課題」がそれぞれ選ばれた。

同時に審査が行われた「住田物流奨励賞」は該当なしとなった。