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JR貨物主催の貨物鉄道論文賞、最優秀賞に濱中氏

2022年12月7日 (水)

認証・表彰日本貨物鉄道(JR貨物)は6日、同社主催の「第22回貨物鉄道論文賞」の受賞6点を発表した。併せて、同社が運営事務を行っている「第14回住田物流奨励賞」の受賞作も発表した。各賞の表彰式と祝賀会は12月13日に開催される。

(イメージ)

貨物鉄道論文賞は、貨物鉄道輸送に関する先進的な利用実績や独創的な提案・研究などを顕彰するもの。ことしの最優秀賞には、アルザック(群馬県伊勢崎市)・濱中敏宏氏の「中小事業者における物流の諸課題解決に向けたJR貨物の鉄道を基軸とした総合物流の活用について」が輝いた。

優秀賞には草間大輔氏の「荷主から見た鉄道貨物輸送への期待」が、奨励賞にはラルズ(札幌市中央区)・門脇幸治氏の「コロナ禍を見据えた課題とその克服について~商品開発を取り巻く環境与件の変化による物流課題と今後の対応について~」がそれぞれ選ばれた。

特別賞は、熊本学園大学・伊津野範博氏の「メコン地域を対象とした日本貨物鉄道の海外展開に関する研究」と、貨物ジャーナル・小林貴憲氏の「鉄道貨物輸送の大切さを伝えるために、私にできること~『今後の鉄道物流のあり方に関する検討会』中間とりまとめの提言を踏まえて~」が選ばれた。JR貨物社長賞は、日本フレートライナー(東京都千代田区)の小林敬司氏、山名克彦氏の連名による「大阪地区の貨物ターミナル駅の活用に関する考察」が受賞した。

住田物流奨励賞には、東京海洋大学名誉教授・苦瀬博仁氏の著作「ソーシャル・ロジスティクス―社会を、創り・育み・支える物流―」(白桃書房)が決まった。同賞は交通研究協会が交通に関する各分野の優れた研究を表彰しているもので、JR貨物が運営事務を引き受けている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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