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軽油店頭価格、4週連続で下落も未だ予断許さず

2021年12月8日 (水)

(イメージ)

調査・データ資源エネルギー庁が8日公表した全国の軽油店頭価格(12月6日時点、1リットルあたり)は、全国平均価格が前週から0.6円下落し147.8円となった。値下がりは4週連続。6週ぶりに147円台を回復した。

政府による国家備蓄石油の一部放出効果や、やや円高に触れている為替の動きなどを反映しているとみられるが、依然として高値圏内にあることは変わらず、今後の推移から目が離せない状況が続きそうだ。

平均価格が最も高かったのは、鹿児島県の157.7円(前週比0.7円下落)。下落幅が全国で最も大きかったのは島根県(同2.1円下落)だった。11都県が150円以上で、依然として高い水準が続いている。

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が世界各地で拡大し、国内でも感染者が確認されたことから、今後の動向によっては回復しつつある経済に冷や水となる可能性もあり、今後の動きは予断を許さない。

■都道府県別の軽油価格(単位:円)
地域11月29日12月6日増減
北海道150.5149.5-1.0
青森146.1145.8-0.3
岩手144.4143.7-0.7
宮城144.7144.0-0.7
秋田147.7147.4-0.3
山形156.4154.7-1.7
福島149.4149.2-0.2
茨城143.8143.2-0.6
栃木145.1144.9-0.2
群馬148.7147.9-0.8
埼玉141.2140.1-1.1
千葉145.2144.6-0.6
東京151.5151.0-0.5
神奈川142.4141.8-0.6
新潟148.8148.3-0.5
長野156.5156.0-0.5
山梨149.0148.4-0.6
静岡148.6147.6-1.0
愛知145.5144.4-1.1
岐阜148.4147.4-1.0
三重147.1146.7-0.4
富山150.6149.5-1.1
石川147.5146.8-0.7
福井148.6147.4-1.2
滋賀149.0148.9-0.1
京都149.8149.6-0.2
奈良145.1144.6-0.5
大阪148.2146.9-1.3
兵庫144.7143.8-0.9
和歌山145.8146.70.9
鳥取152.5151.9-0.6
島根149.6147.5-2.1
岡山145.6145.3-0.3
広島150.0149.3-0.7
山口147.0146.4-0.6
徳島141.9141.7-0.2
香川146.7146.6-0.1
愛媛147.1146.6-0.5
高知152.9152.90.0
福岡145.9145.7-0.2
佐賀149.2150.10.9
長崎157.7157.5-0.2
熊本145.2145.20.0
大分151.0151.10.1
宮崎150.8150.5-0.3
鹿児島158.4157.7-0.7
沖縄153.8153.3-0.5
全国148.4147.8-0.6