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ECMSジャパン、国際宅配仕向地に豪州追加

2021年12月15日 (水)

(出所:ECMSジャパン)

ロジスティクスECMSジャパン(東京都中央区)は14日、これまでアジア・米国向けに特化していた海外向けの国際宅配便サービス「ECMSスタンダードエクスプレス」の仕向け地に、豪州を追加したと発表した。

ECMSスタンダードエクスプレスはことし1月に同社が開始した国際宅配便サービスで、コロナ禍で小口貨物の輸送需要が高まる日本発アジア各国と米国向けの小口貨物輸送手段として運営してきたが、取り扱いがない仕向け地のうち、特に取り扱い停止や出荷から配達完了までの配送日数増が顕著になっている豪州向けを求める利用者の声が高まっていた。

日本発豪州向けの航空貨物は、現在も輸送力が不十分な状況が続いているが、同社は「国際宅配便サービスを担う企業として、顧客の要望に対応することが使命だと考え、まずは当社と事前に運送契約を締結している顧客に限定する方法でサービスの提供を開始する」(ECMSジャパン)ことを決めた。

今後はアジア各国、米国向けと同様に、事前契約がなくても広く利用できるサービスへの変更を目指す。

■「ECMSスタンダードエクスプレス」発送可能国・地域
中国、台湾、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、アメリカ、オーストラリア