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ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は15日、「JR貨物グループレポート2021」を12月20日に発行すると発表した。「サステナビリティレポート」と位置付け、持続的な社会の実現への貢献をより意識した内容としたのが特徴。貨物輸送における環境低減に貢献できる、鉄道輸送の強みを訴求する目的もありそうだ。
JR貨物グループが今後目指していく姿や、事業活動を通じて社会に提供する価値について、ことし1月に策定した「JR貨物グループ 長期ビジョン2030」に沿って紹介する。
トップメッセージをはじめとして、新規事業や海外展開について説明するほか、JR貨物グループが社会に提供する「物流生産性の向上」「安全・安心な物流サービス」「グリーン社会の実現」「地域の活性化」の4つの価値について詳説。社員の働きがいの実現や価値創造を支えるガバナンスの考え方、外部有識者の評価なども盛り込む。
JR貨物は今回のレポート発行を契機として、ステークホルダーとの信頼関係をさらに深めるとともに、地域・社会・産業ととともに持続的に成長する事業活動へのさらなる理解を求めていく。
レポートはJR貨物ホームページでも閲覧できる。