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JR貨物、グループで50年度CO2排出実質ゼロに

2022年7月13日 (水)

環境・CSR日本貨物鉄道(JR貨物)は13日、グループ環境長期目標「JR貨物グループ カーボンニュートラル2050」を策定したと発表した。2050年度にCO2排出量を実質ゼロとする目標の実現を目指す。

貨物鉄道の環境特性を強みとして、さらに高めた輸送サービスを提供。貨物鉄道のさらなる利用拡大を促すことで物流における脱炭素化を推進し、政府の定める2050年のカーボンニュートラル実現をはじめとしたグリーン社会の実現に貢献する姿勢を鮮明にした形だ。

JR貨物は13年度のCO2排出量を基準に、30年度に単体で50%削減、50年度にはグループ全体で実質ゼロとする。CO2排出量削減への取り組みとして、「省エネルギー施策」「再生可能エネルギー活用」をそれぞれ推進。次世代省エネ型車両の積極的な導入をはじめ、建物・設備における省エネ技術の導入や電化の推進、さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)などによる列車運転や駅構内作業の効率化を図る。さらに、再生可能エネルギー電力や代替液体燃料の導入も進めていく。

▲カーボンニュートラル 2050の数値目標とロードマップ(クリックで拡大、出所:JR貨物)