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最新のサステナビリティレポート発行

プロロジス、73%の物流施設で省エネ電灯導入

2016年7月11日 (月)

環境・CSR物流施設開発のプロロジスは11日、最新版の「サステナビリティレポート」を発表した。

プロロジス、73%の物流施設で省エネ電灯導入

このレポートは、「環境への取り組み」「企業の社会的責任」「企業倫理とガバナンス」を3本の柱とする同社の取り組みや成果を公表するため、2007年から毎年発表しているもので、ことしで10回目。

レポートによると、2015年中に同社が環境や持続性に関する認証を新たに取得した物流施設は45棟で、面積にして139万平方メートルに上る。すでに認証を取得している施設との合計は世界15か国で173棟、632万平方メートル。

太陽光発電は新たに30メガワット相当の設備を導入し、9か国合わせて149メガワットに達した。LEDなどの省エネルギー電灯を使用する施設は、14年の68%から73%に増加した。

CSR分野では、同社とプロロジス基金が各地のNPO(非営利組織)に寄付した総額が150万米ドル(1億5300万円)となったほか、年に一度、全従業員でボランティアに取り組む日「インパクトデー」を15年も実施した。この日の活動を含めて、世界中の従業員が延べ9900時間のボランティア活動に従事し、教育、福祉、環境に関する60のNPOと協働した。

また、プロロジスが所有・運営する物流施設のスペースをNPOに無償で提供するプログラムでは、物流拠点として18団体に合わせて105か月分の無償提供を行った。

コーポレートカバナンス分野では、グリーンストリートアドバイザーズ社による調査の結果、13年連続でREIT業界のリーダーであるとの評価を受けた。

■レポート全文(英文)
http://www.prologis.com/en/sustainability.html