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フェデックス、小学生向け物流学習プログラム支援

2021年12月20日 (月)

環境・CSR米物流大手フェデックスは、東京都内の小学生を対象に、将来の物流ソリューションを創造するアイデアを出し合うプログラムを開催したと発表した。将来の社会を担う小学生に、新しい視点で物流業界の未来に目を向けてもらう狙いだ。

児童がさまざまな企業の従業員となって働く体験を提供する公益社団法人「スチューデント・シティ」が運営するプログラムの一環。フェデックスは2011年から協力・支援を続けている。

今回のプログラムには、東京都品川区の小学生280人が参加。「集荷と配送について、さまざまな状況に置かれた顧客の満足度を向上させる」テーマについて、1か月にわたって取り組んだ。


▲「配達部」と「集荷部」に分かれアイデアを出す子供たち(出所:フェデックス)

児童らは、市街地から遠い地域に居住する顧客向けの便利な集荷や、日曜日にしか自宅で荷物を受け取ることができない顧客への独創的な配送などのアイデアについて、フェデックスのボランティアの協力を得ながら知恵をしぼってまとめ上げた。

最終日には、これらのタスクについて、地元のタクシー会社やスーパーマーケット、コンビニ、駅などと協力して、集配できるポイントを拡大する▽スマートフォンのアプリやドローンのような最新技術を活用して顧客の利便性を高める――といった新鮮でトレンドをとらえたアイデアを発表した。

フェデックスは「小学生が新しい視点で、新しいアイデアを実行する方法を探る姿を見ることができ、心を動かされた。今日のビジネス環境においてトレンドと需要は変化し続けており、フェデックスもお客様に最適なサービスを提供するための新たな方法を模索していく」と話している。