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国際コンテナ、北米発アジア向けで4か月連続減少

2021年12月23日 (木)

(イメージ)

調査・データ日本海事センターは21日、国際主要コンテナ航路の荷動き動向(速報)を発表した。全体として好調さを維持しているものの、中国向けで減少傾向にある。新型コロナウイルス禍に伴う世界の海運への影響とその反動が顕在化してきているようだ。

北米航路は、アジアから米国への往航が11月実績で前年同月比3.3%増の185万7813TEUで4か月ぶりのプラスとなり、11月としては過去最高を更新した。米国からアジアへの復航は9月実績で同19.8%減の43万7468TEUで4か月連続のマイナスとなった。

欧州航路は、アジアから欧州への往航が10月実績で同9.2%増の149万4519TEUで4か月ぶりにプラスに転じた。欧州からアジアへの復航は10月実績で同17.4%減の63万308TEUで4か月連続のマイナスだった。

中国航路は、日本から中国への往航が10月実績で同16.6%減の84万1320トンで6か月連続のマイナス。金額ベースでは11か月連続のプラスだった。中国から日本への復航は10月実績で同1.2%増の169万1414トンで6か月連続のプラスだった。金額ベースでは5か月連続のプラスだった。

アジア域内航路は、10月実績で同1.2%増の403万5542TEUで17か月連続のプラスだった。