ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国際コンテナ、アジア発北米向けが9月で過去最高

2021年10月29日 (金)

調査・データ日本海事センターは10月28日、国際主要コンテナ航路の荷動き動向(速報)を発表した。北米やアジア域内航路が好調に推移している一方で、欧州や中国航路は前年同月比で減少した。

北米航路は、アジアから米国への往航が9月実績で前年同月比2.5%増の180万6485TEUで2か月ぶりのプラスとなり、9月としては過去最高を更新した。米国からアジアへの復航は7月実績で同12.3%減の46万1024TEUで2か月連続のマイナスとなった。

欧州航路は、アジアから欧州への往航が8月実績で同2.8%減の143万6389TEUで2か月連続のマイナス。欧州からアジアへの復航は8月実績で同11.2%減の60万3192TEUでこちらも2か月連続のマイナスとなった。

中国航路は、日本から中国への往航が8月実績で同17.9%減の72万2041トンで4か月連続のマイナス。金額ベースでは9か月連続のプラスだった。中国から日本への復航は8月実績で同22.9%増の179万3055トンで4か月連続のプラスだった。金額ベースでは3か月連続のプラスだった。

アジア域内航路は、8月実績で同8.2%増の417万1868TEUで15か月連続のプラスだった。