調査・データ日本海事センターは24日、国際主要コンテナ航路の荷動き動向(速報)を発表した。北米やアジア域内航路が好調に推移している一方で、欧州は前年同月比で減少した。
北米航路は、アジアから米国への往航が10月実績で前年同月比1.4%増の192万5019TEUで3か月ぶりのプラスとなり、10月としては過去最高を更新した。米国からアジアへの復航は8月実績で同4.6%減の50万2396TEUで3か月連続のマイナスとなった。
欧州航路は、アジアから欧州への往航が9月実績で同5.3%減の138万1566TEUで3か月連続のマイナス。欧州からアジアへの復航は9月実績で同12.9%減の62万321TEUと、こちらも3か月連続のマイナスだった。
中国航路は、日本から中国への往航が9月実績で同13.3%減の73万6992トンで5か月連続のマイナスとなり9月としては過去最低。金額ベースでは10か月連続のプラスだった。中国から日本への復航は9月実績で同11.1%増の175万4889トンで5か月連続のプラスだった。金額ベースでは4か月連続のプラスだった。
アジア域内航路は、9月実績で同8.8%増の379万818TEUで16か月連続のプラスだった。