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主要コンテナ航路動向、北米復航11か月連続プラス

2017年9月21日 (木)

調査・データ日本海事センターが20日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、貨物量は北米航路の復航が減少したが、北米往航、欧州航路、日中航路、アジア域内航路が増加した。

北米航路は、往航(8月)が156万1996TEUで前年同月に比べて7.3%増え、2か月連続のプラスとなった。8月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は31.3%増となる1TEUあたり2310ドルで11か月連続のプラスだった。

復航(6月)は53万3205TEUで4.2%減となり、2か月ぶりのマイナスとなった。8月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は11.9%増加の1TEUあたり750ドルで2か月連続のプラス。

欧州航路(7月)は往航が146万3628TEUで6%増となり5か月連続のプラスだった。8月の運賃(塩田-英フェリックストウ間)は19.3%増加の1TEUあたり1300ドルで15か月連続のプラス。復航は65万5088TEUで0.5%増となり2か月ぶりのプラスとなった。8月の運賃(塩田-英フェリックストウ間)は91.7%増となる1TEUあたり1150ドルで9か月連続のプラスだった。

日中航路(7月)は、往航が重量ベースで98万7454トン(8.1%増)で2か月連続プラス、金額ベースでは6697億円(17.8%増)で9か月連続のプラスとなった。8月の運賃(横浜-上海間)は2.5%減となる1TEUあたり390ドルで3か月連続のマイナス。復航は重量ベースで187万5399トン(3.1%増)、金額ベースでは9.7%増加の1兆620億円で3か月連続のプラスだった。8月の運賃は横ばいの1TEUあたり600ドルで7か月連続のプラス。

アジア域内航路(7月、日中韓台香+ASEAN)は110万2948TEUで2.3%増で4か月連続のプラス。8月のアジア域内コンテナ運賃指数は14.1%増の1TEUあたり851ドルで6か月連続のプラスだった。