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「NIPPON EXPRESS」発足、日通など傘下に総合力強化

2022年1月4日 (火)

(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

ロジスティクス日本通運の単独株式移転による持株会社「NIPPON EXPRESS(ニッポンエクスプレス)ホールディングス」が4日、誕生した。中核事業を担う日本通運をはじめ、国内物流事業会社や欧米・アジアなどの地域統括会社などを傘下に置く総合物流企業グループに再編した。

NIPPON EXPRESSホールディングスは、社会における消費スタイルの多様化や新型コロナウイルス感染拡大を反映した「新しい生活様式」を意識しながら、多角化・高度化が急速に進む物流ニーズへ的確に対応できる体制を整えることで、グローバルでの物流業界における存在感を揺るぎないものとする狙いだ。

NIPPON EXPRESSホールディングスは、事業年度の期日を変更。「4月1日から翌年3月31日まで」から「1月1日から12月31日まで」に改めた。日通は2021年12月29日に上場を廃止し、NIPPON EXPRESSホールディングスが22年1月4日付で東証1部に新たに上場した。

グループの所在地も、NIPPON EXPRESSホールディングス発足に先立ち、21年12月6日に東京都千代田区の「NXグループビル」に移転。グループ会社を含めた複数の拠点を集約した。