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三井住友銀、ヒガシ21など物流4社にSDGs推進融資

2022年1月4日 (火)

(イメージ)

産業・一般三井住友銀行はこのほど、25社に対して「SDGs推進融資」を実施したと発表した。物流関係では、サカイ引越センター、ヒガシトゥエンティワン、ヤマタネ、帝国倉庫の4社が、「SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に向けた貢献が期待できる」と判断され、融資を受けた。

「SDGs推進融資」は、三井住友銀行と日本総合研究所が、融資先企業のSDGsに関する取り組みを確認した上で、SDGsに貢献する道すじを分析し、取り組みの推進に向けたアドバイスなどを提供する融資商品。物流関係の4社は、それぞれ次の取り組みが評価された。

社名事業・取り組み
サカイ引越センター引越し時に発生する不用品のリユース事業およびフードドライブ推進による、廃棄物削減への貢献
運送車両の燃費改善による環境負荷低減、マイスター精度などによる多様な人材の活躍推進
ヒガシトゥエンティワン資材調達3PL事業の展開による物流の生産性およびエネルギー効率の向上と人材の高度化
配送・営業車両への低公害車導入推進による、大気汚染物質排出削減の取り組み
ヤマタネ多収性米の全量買取による米農家の支援、米の研ぎ汁の再利用を通じた廃棄物削減および循環型農業の実現
再生可能エネルギーの利用促進と生産・物流工程でのエネルギー効率改善への貢献
帝国倉庫倉庫立地の厳選による災害に対するレジリエンス(弾性)強化、BPOや顧客の書類保管管理のデジタル化などによる業務効率化
機密文書のリサイクルやオフィス家具の買取販売事業による廃棄物削減への貢献