TriValue、関西・東海・東北に配送エリア拡大

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サービス・商品インテリア系大型商品の配送事業を手がけるTriValue（トライバリュー、さいたま市見沼区）は7日、家具共同配送サービスの提供エリアについて、東北、東海、関西の10府県に新たに拡大すると発表した。20日に受注を開始し、2月1日に配送を始める。

新たに追加されたエリアは、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、岐阜、静岡、京都、兵庫の1府9県で、いずれも全域が対象。家具販売でEC（電子商取引）化が進む現状を踏まえ、より広範囲に高品質なサービスを提供するのが狙い。

自社の受注管理システムを活用して各地の配送事業者をつないでネットワークを構築し、家具メーカーや小売事業者のEC化を加速させる。受注管理システムとTMS（輸配送管理システム）を連動することで、配送事業者の負荷軽減や利用者の利便性向上にも寄与していく。

今回の配送エリアの拡大と同時に、貨物追跡システムの提供も開始する。配送登録時に発行される伝票番号を元に、受注状況や配送予定日、配送状態が確認できる。同社の家具共同配送サービスはこれまで、関東1都6県を中心にサービスを提供。2021年末に中京・関西エリアの1府5県にもエリアを拡大し、今回さらに配送地域を広げた形だ。

同社は「今後もエリア拡大を含め物流とITを融合し、サービス強化に取り組む」としている。