EC米アマゾン・ドット・コムと欧州自動車メーカーのステランティスは5日(米国時間)、次世代自動車開発の協業にかかわる長期契約締結を発表した。アマゾンが2023年、ステランティスから新型の「ラム・プロマスター」の配送用電気自動車の法人顧客として最も早く供給を受けると明らかにした。
ステランティスが独自のラストワンマイル配送機能を備えた車両を設計する。アマゾンの購入台数は不明だが、長期契約の一部として「ステランティスとアマゾンは毎年、数千台もの新型配送用電気自動車を路上に配置する」としている。
一方、ステランティスはアマゾンからソフトウェア開発の面で協力を受け、車両プラットフォームに搭載するクラウドプロバイダーとして、アマゾンのクラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)を選択する。