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手荷役の衛生用品物流、パレット化へ国が検討会

2022年1月11日 (火)

(イメージ)

行政・団体国土交通省は、紙加工品(衛生用品分野)物流における手荷役をパレット化するための具体的な方策について検討する研究会を13日、開催する。トラック運送事業では、ドライバー不足による長時間労働の改善が喫緊の課題となっており、検討を通して、持続可能な物流体制の構築を目指していきたい考えだ。

「紙加工品(衛生用品分野)物流研究会」と題したこの研究会は、主に紙おむつや生理用品といった紙加工品物流を対象に検討する会議として昨年10月、設置された。

トラック運送事業では、慢性的なドライバー不足や長時間労働が大きな課題となっており、物流が持続的に機能を果たしていくうえでは、長時間労働の改善に向けた取り組みが必要だ。

こうしたことから国交省では、輸送品目ごとに、その品目の特性や商習慣を踏まえた上で、トラック運送事業者や発着荷主などのサプライチェーン全体での改善方法の検討を進めてきた。今回の研究会は、その一環で、2回目の開催となる。

物流関係の識者や紙加工品メーカー、マテリアルハンドリング業者など約30人で構成される。中央合同庁舎2号館12階国際会議室(東京都千代田区)で13日10~12時、対面とオンラインで同時開催。テーマ別の進捗報告や、検討のまとめが行われる予定だ。