行政・団体国土交通省は14日、紙おむつや生理用品など衛生用品の紙加工品物流における手荷役をパレット化する具体的な方策について検討する研究会の第3回会合を3月16日に開催すると発表した。衛生用品の紙加工品における持続可能な物流体制の構築を目指し、アクションプランを取りまとめる。
トラック運送事業は、慢性的なドライバー不足や長時間労働が大きな課題となっている。物流が持続的に機能を果たしていくためには、長時間労働の改善に向けた取り組みが必要との観点から、国交省は輸送品目ごとに特性や商慣習を踏まえて、トラック運送事業者や発着荷主のサプライチェーン全体での改善方策の検討を進めている。
国交省は2021年10月に衛生用品の紙加工品物流を対象とした会議体を新たに設置。21年度の最終回にあたる今回の第3回会合で、アクションプランを取りまとめる。