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国交省、紙おむつなど衛生用品物流の研究会発足へ

2021年10月22日 (金)

行政・団体国土交通省は21日、「紙加工品(衛生用品分野)物流研究会」の初会合を10月27日に開催すると発表した。衛生用品分野の紙加工品の物流における手荷役のパレット化における具体的な方策などについて検討し、持続可能な物流体制の構築を目指す。

トラック運送事業では、慢性的なドライバー不足や長時間労働が大きな課題となっており、物流が持続的に機能を果たしていく上では、長時間労働の改善に向けた取り組みが必要だ。国交省は、輸送品目ごとに品目の特性や商慣習を踏まえた上で、トラック運送事業者や発着荷主等のサプライチェーン全体での改善方策の検討を進めており、今回の研究会もこうした取り組みの一環だ。

このたび、手積み手降ろしによる手荷役の多い紙おむつや生理用品など衛生用品分野の紙加工品物流を対象とした会議を新設することで、物流現場における業務効率化やサプライチェーンのさらなる円滑化を推進するための議論の機会とする。