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JR貨物と日本山村硝子の合弁会社、福井に植物工場

2022年1月18日 (火)

産業・一般日本貨物鉄道(JR貨物)と日本山村硝子は17日、福井県おおい町に植物工場を新設すると発表した。両社は2021年9月に植物工場事業にかかる合弁会社の設立に合意。新会社「山村JR貨物きらベジステーション」(兵庫県尼崎市)を設立し、新工場の設立に向けた検討を進めていた。投資額は22億円。

山村JR貨物きらベジステーションでは、青果物を含むさまざまな物資を輸送するための全国ネットワークを有するJR貨物と、06年から新規事業として植物工場事業を展開している日本山村硝子の強みを生かして、農産物の生産・加工・販売などを行う。日本山村硝子が51%、JR貨物が49%をそれぞれ出資する。

新工場では、ケールやクレソン、セロリなどを生産。ことし1月20日に着工、23年3月に完成し4月に事業を開始する予定で、50人を新規に雇用する。

日本山村硝子は、22年3月期業績への影響は「軽微」としている。

(イメージ)

■新工場の概要
所在地:福井県おおい町尾内64
生産量:年間260トン
敷地面積:7500平方メートル
延床面積:3400平方メートル
構造:S造、平屋建て