ニチレイロジ、蘭子会社物流施設を増強し事業拡大

国際ニチレイロジグループ本社（東京都中央区）は17日、オランダ子会社Eurofrigo B.V.が、マースフラクタ物流センターの機能を増強したと発表した。

設備能力2万3000トンの新棟を増設し、既存棟と合わせて8万5000トンと37％増強する。ロッテルダム港湾における保管拠点として顧客基盤を拡大してきたが、輸入品物流の需要増に対応するため、キャパシティを拡大するとともに、動物検疫機能と流通加工機能を新たに設置。対応できる事業領域を広げた。

Eurofrigo B.V.は、今回のマースフラクタ物流センターの機能増強を契機として、保管設備と通関、付帯サービス機能を組み合わせた高度なワンストップサービスを提供することなどで、顧客の幅広いニーズに対応していく。

▲Eurofrigo B.V.のマースフラクタ物流センター（出所：ニチレイロジグループ本社）