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ヤマトHD、輸送状況可視化へスタートアップに出資

2022年1月20日 (木)

(イメージ)

ロジスティクスヤマトホールディングス(HD)は19日、サプライチェーンで海上・航空・陸上の輸送状況を可視化したプラットフォームを提供する米スタートアップ企業のproject(プロジェクト)44に出資したと発表した。出資金額は非公表。

project44は、輸送会社ごとに異なる輸送状況に関する定義を標準化し、リアルタイムにステータス情報を集約している。また、AI独自のアルゴリズムと機械学習を活用し、精度の高いETA(到着予測時刻)も伝えている。

荷主企業に一連の情報を使ってもらい、サプライチェーンの業務改善に役立つサービスを手がけている。また、海上・航空輸送のステータス情報に関しては世界各国の主要運送会社に対応。北米と欧州では、トラックや鉄道などの陸上輸送も集約するなど、輸送にかかるステータス情報を切れ目なく提供している。

ヤマトHDは出資理由について、「事業性・将来性を評価し、出資を実行した。今後は輸送ステータス情報可視化の知見を深め、新たな価値提供を検討する」と説明している。