サービス・商品日野自動車は20日、環境に優しい安全運転を支援する新サービス「安全エコ運転支援サービス」の提供を関東エリア限定で始めたと発表した。運転手の自動車事故防止や二酸化炭素の削減に役立ててもらう狙い。コネクティッドサービス「HINO CONNECT」のデータを活用した有償サービスとしては同社で初めての試み。
サービスでは、運転手ごとに安全走行やエコ運転に影響があるデータを数値やランキング形式などで提供し、ドライバー人材の育成に活用してもらう。具体的には、運転状況の可視化や分析をしたり、全国ランキングを表示したりするほか、分析結果に応じて必要な助言や訓練メニューを提供する。経営者や管理者向けに「安全・エコ運転」に関連する情報配信も行う。
▲(左から)走行結果確認、走行アドバイス、事業所月報のアプリ画面(クリックで拡大、出所:日野自動車)
対象は茨城日野自動車(茨城県茨城町)、南関東日野自動車(東京都港区)で車両購入や整備入庫をしている顧客で、2017年5月以降に発売した日野プロファイア、日野レンジャーのドライバン・ウイング系の車両となる。
サービス料は1台当たり月額1000円(税込み)で、利用開始から3カ月間は無料にする。