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オイシックス、新物流センター移転で配送支障発生

2022年1月24日 (月)

(イメージ)

フードオイシックス・ラ・大地は24日、神奈川県海老名市に新設した物流センターにおいて、移転時のトラブルにより欠品や配送遅延・見送りが発生していると発表した。同社は「早期の正常再開・移転完了に向けて全社で復旧作業を進めている」としている。

同社によると、配送業務におけるトラブルが発生しているのは、2021年8月に完成したばかりの物流拠点「OisixNew(オイシックス・ニュー)海老名ステーション」。

同社は、食品宅配の需要な急激な伸長に対応するため、当初予定を前倒しして新設の物流センターへの移転を1月18日に実施。この日の移転作業で、在庫移動を含めた荷受け業務や後続する庫内作業に遅延が発生。その影響により、同日から「Oisix」と同センターから出荷を予定していた「ISETAN DOOR」(イセタンドア)、「d-ミールキット」の常温・冷蔵商品について欠品や配送の遅延・見送りが現在も継続しているという。

24日時点でも引き続き同様の事象が継続しており、早期の正常な配送の再開と移転作業の完了に向けて全社で復旧作業を進めているという。

同社は、今回のトラブルによる配送キャンセル分の利益損失などの業績影響が見込まれるものの、現在は通常の配送再開を最優先として取り組んでいることから、22年3月期の連結業績に与える影響は「現在精査中」としている。