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日本郵便と寺田倉庫、被災時荷物宅配サービス開始

2022年1月27日 (木)

(出所:日本郵便)

サービス・商品日本郵便(東京都千代田区)と寺田倉庫(東京都品川区)は26日、災害に備えて防災用品などを保管する宅配型トランクルーム「防災ゆうストレージ」を共同で企画したと発表した。巨大地震などが起きた際、事前に預かった避難物資や思い出の品を指定先まで届ける。2月1日に新サービス申し込みの受け付けを始める。

両社は、事前に預かった品物を専用ボックスに収納し、申込者の居住地域と異なる都道府県で地盤の固い土地に保管。寺田倉庫が耐震基準を満たした倉庫で預かる。被災時など品物を取り寄せる場合は、避難先や指定した場所にゆうパックで配送する。

防災分野が専門の東京大大学院の片田敏孝特任教授らが監修した「保管品チェックリスト」も利用者に提示し、避難所で必要な防災アイテムを選びやすくした。家族が大切にしている写真や品物なども預かり品として想定する。

専用ボックスの大きさは2種類を用意し、荷物を預かる補償上限は1箱当たり1万円。初期費用(5280円~)、保管料(月額275円~)、荷物の送料など「取り出し料金」、再入庫料金(いずれも1540円~)にそれぞれ費用がかかる。サービスの詳細は2月1日11時に公開する。

■専用ボックス価格