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薬王堂、非食品・食品の物流業務集約で業務最適化

2022年2月1日 (火)

(出所:薬王堂ホールディングス)

メディカル薬王堂ホールディングス(HD)は1月31日、東北6県でドラッグストアを展開するグループの薬王堂(盛岡市)が、卸・物流業務の委託先であるPALTAC(パルタック)とサプライチェーン全体のさらなる最適化・効率化を目指し、これまで非食品部門と食品部門において別々に行っていた物流業務を2024年9月から協働して一括で行うことを決めたと発表した。

薬王堂は、PALTACと他企業へ別々に委託している非食品・食品部門における荷受けや保管・出荷、店舗への配送などの物流業務について、南東北エリアにおいてPALTACへ一括して委託することで、これらの課題の解決を図る狙いだ。

今回、一括物流の対象となる食品については、飲料や菓子など温度管理が不要な常温食品から始めていく。これらを一括して納品することにより、配送に要する人手やトラック台数を最大3割削減し、配送費の削減やホワイト物流の推進などにつなげる。配送回数の減少に伴う店舗での荷受け回数の減少に加えて、非食品で行っているカテゴリー納品を食品にも導入することで、陳列作業を軽減し就労環境の改善にもつなげる。

▲非食品・食品部門における一括物流の取り組みのイメージ(出所:薬王堂ホールディングス)