ロジスティクスドラッグストア事業を展開する薬王堂は20日、物流業務の委託先であるPALTACとサプライチェーン全体の最適化を目指すため、非食品と食品一括物流を同日より開始したと発表した。
従来ではPALTACと他企業へ別々で委託していた同社の非食品部門と食品部門の物流を、南東北エリアにおいてPALTACに一括して委託する。
一括物流の対象となる食品は、非食品部門との管理、出荷、配送における親和性と生産性を踏まえ、飲料や菓子など温度管理が不要な常温食品から取り組み、これらを一括して納品することで、配送に要する人手やトラック台数を削減し、二酸化炭素排出量を2-3割減少させ、配送費の削減やホワイト物流を推進する。
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▲RDC宮城(出所:薬王堂)
また今回の一括物流の委託開始にあたり、PALTACは物量増加に対応するため既存物流センター「RDC宮城」(宮城県白石市)を増設し、年間出荷能力を350億円から550億円に拡大した。
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