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調査・データ国土交通省が発表した2021年11月の航空輸送統計速報によると、国際航空貨物輸送量は15万3860トンで前年同月比16.3%増となった。2019年11月との比較でも11.7%増加。ことし4月以降は新型コロナウイルス感染拡大前の2019年を上回る15万トン前後で推移している。トンキロベースでは9億1372万6000トンキロで前年同月比23.0%増加。19年11月実績からも18.5%増加した。
新型コロナ感染拡大に伴う経済停滞からの回復が顕著であることを反映した。欧米や中国など国際貨物の取引先となる各国は、コロナ禍による経済混乱から早期に脱却し、景気回復が進んでいる。
国内航空貨物輸送量は4万1461トンで前年同月比2.7%増。19年11月との比較では38.5%の減少だった。トンキロベースでは4521万3000トンキロで、前年同月比5.7%増、19年11月と比べると37.2%減少した。