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敷島製パン、配送時CO2排出減へITでルート見直し

2022年2月15日 (火)

▲Loogia(出所:オプティマインド)

サービス・商品敷島製パン(名古屋市東区)は14日、パン工場で生産した商品の配送時に発生する二酸化炭素の排出量削減を図るため、オプティマインド(名古屋市中区)が提供するラストワンマイル配送における走行ルート学習型配車サービス「Loogia」(ルージア)を活用して配送ルートを見直したと発表した。

敷島製パンは、毎日1万件以上の取引先へ商品を配送。人手により配送ルートを作成していたため、配送先の追加や削除があった際はその都度、個別に配送先の変更をしていた。トラックごとに生じる配送ルート効率のばらつきの改善が課題となっていた。

敷島製パンの2か所の配送拠点において、オプティマインドのルージアを活用したルート再編を実施。拠点の中間に位置する配送先について、どちらの拠点から配送すると効率がよいかをシミュレーションすることで、配車計画を見直した。その結果、配送車両の走行距離と二酸化炭素排出量で14%の削減効果が出た。

▲検証結果(出所:敷島製パン)

敷島製パンとオプティマインドは、持続可能な社会を目指して、二酸化炭素の排出量削減活動をさらに推進していく。