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フルカイテン新機能、在庫リスクを品番単位で評価

2022年2月21日 (月)

サービス・商品フルカイテン(大阪市福島区)は21日、同社の在庫分析クラウドサービス「フルカイテン」に、商品の在庫リスク(完売予測日)と売上・利益に対する貢献度を品番単位で評価・可視化する新しい機能を追加した。

サービスのバージョンを「3.0」に更新するタイミングで追加したもので、期間内の総投入量に対してどの程度が定価で売れたかを算出する「プロパー消化率」の向上、不要な値引きの抑制といった、粗利改善への貢献度が高い施策を品番単位で効果的に実施できるようになる。新機能は追加料金不要な基本機能として提供する。

同サービスは、すべての在庫をSKUごとに在庫リスクと売上・利益に対する貢献度の2軸で評価・可視化する「クオリティ分析」機能を提供してきたが、SKU単位の分析は施策を品番単位で行う企業にとって不便な面もあった。新機能は、クオリティ分析機能をSKU単位でなく品番単位でも利用し、販促施策を品番単位で実行する企業でもプロパー消化率向上と不要な値引きを抑制できるようにする。

同社は品番単位のクオリティ分析機能のほかにも、オプション機能を段階的に追加しており、これまでに最適な追加発注量を自動計算し小売の欠品・売れ残りを回避する追加発注機能、在庫移動によって在庫配置を最適化し、売上・粗利・キャッシュフローを最大化するディストリビュート分析機能などを投入した。

▲「クオリティ分析」のトップ画面(クリックで拡大、出所:フルカイテン)