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いすゞフォワードに全車速ミリ波車間クルーズ搭載

2022年2月24日 (木)

荷主いすゞ自動車は24日、中型トラック「フォワード」に全車速ミリ波車間クルーズを搭載したと発表した。安全装置を拡充することで、ドライバーの負荷を軽減するとともに、安全運行に寄与する。

▲大型トラック「フォワード」(出所:いすゞ自動車)

今回の改良では、大型トラック「ギガ」に採用されている全車速ミリ波車間クルーズをフォワードに搭載した。全車速ミリ波車間クルーズを搭載することで、設定した車間距離を維持するよう加速・減速、停止・発進を自動で行い、時速0キロから90キロまでの全車速域での制御ができるようにした。停止後3秒以上経過した場合はドライバーの発進操作が必要となる。

これにより、高速道路の渋滞などで低速走行する場合のブレーキ・アクセル操作が大幅に軽減されることになる。単眼カメラと前方ミリ波レーダーを用い、割り込み車をいち早く検知する。

フォワードには、このほかにプリクラッシュブレーキ(衝突回避支援・衝突被害軽減)、交差点警報、車線逸脱警報(LDWS)、電子式車両姿勢制御システム「IESC」、先行車発進お知らせ機能、ふらつき警報、ミリ波車間ウォーニング、LEDヘッドランプ&クリアランスランプ&フォグランプ——といった安全装置が備えられている。