サービス・商品いすゞ自動車は10日、中型トラック「フォワード」の一部車型を改良し、全国一斉に発売する。
改良したフォワードは安全機能を充実させ、「車線逸脱警報」と「電子式車両姿勢制御システム」に加え、新たに「プリクラッシュブレーキ」と「ミリ波車間ウォーニング」を一部車型でオプション設定する。
プリクラッシュブレーキは、先行車や渋滞末尾などの停止車両への接近に対し、警報と自動ブレーキで衝突回避をサポートするもので、追突が避けられない場合は、自動ブレーキで速度を低減し、衝突被害の軽減を図る。
また、ミリ波車間ウォーニングは走行中、先行車との車間距離の変化をマルチインフォメーションディスプレイに表示し、任意に設定した車間まで先行車の距離が縮まった場合に警報音を発し、注意を促す。
プリクラッシュブレーキとミリ波車間ウォーニングでは、ミリ波レーダーとカメラを併用することで検知機能の精度を高め、プリクラッシュブレーキ搭載車専用に視認性・操作性の高いメーター、ステアリングホイールを採用することで、安全で負担の少ない操作を可能にする。
フォワードシリーズ全体で年間1万8000台の販売を見込む。
車型 | エンジン/トランスミッション | 主な仕様 | 東京地区希望小売価格 | |
---|---|---|---|---|
TKG-FRR90S2 | 4HK1-TCS 154kw(210PS) 6速Smoother-Fx | 平成27年度重量車燃費基準達成 安全装置付き ポスト新長期規制適合 | 755万8000円(税抜) 816万2640円(税込) |