環境・CSR佐川急便は24日、千葉県白子町と災害発生時の支援物資に関する協定を結んだと発表した。同町役場で締結式を行い、佐川急便東関東支店の福本敏朗支店長と石井和芳町長が出席した。
協定は、大規模な災害発生時に町内で支援物資の受け入れや配送に協力する内容。具体的には、同社とその協力会社が保有する倉庫を提供し、物資の管理や避難所への配送といった災害支援に取り組む。
同社はこれまで、全国各地で自然災害が発生した際、地元自治体と連携して被災地の復旧支援をサポート。支援物資を集積した場所から避難所まで届けたり、入荷や検品、出荷といった管理業務、輸送を受け付けるコールセンター業務といった災害現場に求められるノウハウを蓄積している。近年では、2021年7月に発生した静岡県熱海市の大規模な土砂災害で、静岡県からの要請に基づき、現地で物資輸送を実施した。