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リチウムエナジージャパン、リチウムイオン電池増産へ新工場に着工

2010年9月30日 (木)

拠点・施設GSユアサ、三菱商事、三菱自動車工業の3社が2007年12月に設立した大型リチウムイオン電池の開発・製造・販売会社、リチウムエナジージャパンは10月1日、滋賀県栗東市にリチウムイオン電池を生産する新工場の建設に着工する。2011年7月に竣工し、設備搬入を経て12年4月に生産を開始、同年夏ごろにフル生産に移行する。

 

新工場は敷地面積5万3717平方メートル、延床面積2万2100平方メートルで、フル生産時の年間生産能力は、電気自動車用リチウムイオン電池LEV50が三菱自動車の電気自動車「i-MiEV」5万台分に相当する440万セルとなる。
リチウムエナジージャパンは現在、滋賀県草津市の草津工場で年産60万セルを生産しており、京都工場でも増産ラインの設備投資に着手していることから、12月には年産100万セルの出荷が可能となる。また、草津、京都、栗東の3工場を合わせた年間生産能力は、600万セル、i-MiEV6万7800台分となる。