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国交省、適正な内航輸送を考える協議会を開催

2022年3月2日 (水)

(イメージ)

行政・団体国土交通省は2日、荷主企業や内航海運業者、行政が内航輸送にかかる情報提供や意見交換を行う「安定・効率輸送協議会」の第2回会合を開催すると発表した。

協議会は、荷主企業と内航海運業者との連携強化を目的に、両者間で内航輸送に関する課題を共有し中長期的な視野で改善に取り組んでいく機会として、2018年2月に設置。荷主企業と内航海運業者、行政からなる協議会の下に「鉄鋼」「石油製品」「石油化学製品」の3部会を設置している。

21年5月に公布された海事産業強化法において、船員の労働時間管理の適正化をはじめとする「船員の働き方改革」に関する施策とともに、契約の書面交付の義務化や荷主勧告・公表制度の創設など、荷主などとの取引環境の適正化を図る施策が盛り込まれ、ことし4月1日に施行される予定だ。

会合では、これらを実効性のあるものにするために、業界の間における連携強化の取り組みについて意見を交換する。