国交省、荷主･内航海運の連携強化へ協議会

ロジスティクス国土交通省は8日、荷主企業と内航海運業者との間で、課題の共有など連携強化を進める「安定・効率輸送協議会」を設置・開催すると発表した。

内航海運は、荷主-オペレーター-オーナーの専属化・系列化が固定化している業界構造となっているが、今後、大宗貨物である産業基礎物資の輸送需要が低下傾向となるなか、将来にわたる船員の確保・育成や船舶建造を持続的・安定的に行うためには「内航海運業者単独の取り組みには限界がある」と指摘。

こうしたことから、荷主企業と内航海運業者の間の連携を強化するため、安定・効率輸送協議会を13日に開催し、内航海運の現状について共有・意見交換を行う。