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イノフィス、作業補助スーツをメキシコで販売

2022年3月11日 (金)

(出所:イノフィス)

サービス・商品東京理科大学発ベンチャーのイノフィス(東京都新宿区)は10日、アシストスーツ「マッスルスーツEvery(エブリィ)」のメキシコでの販売を開始したと発表した。物流倉庫における荷物の取り扱いなど、身体に負担のかかる業務への従事を支援する取り組みとして、関心を集めそうだ。

同社は、マッスルスーツの海外展開の一環として、メキシコでの販売を開始。中南米諸国においては初の進出となる。

メキシコは工業製品の自国生産を奨励するとともに、外国企業の工場誘致を推進。物流業や製造業の労働人口が多いことから、腰など身体への負担が大きい。経済成長による物流ビジネスの拡大も予想されることから、現地販売代理店との協業による当地での製品展開を決めた。

イノフィスは、海外展開については今後の成長余地が大きいと考えており、労働者保護意識の観点から、アシストスーツの潜在ニーズがさらに高まっていくと判断。これからも拠点数や各国への出荷台数を増やすべく、積極的に活動を続けていく。

​マッスルスーツエブリィは、重量物を持ち上げるなどの作業時に腰の負担を低減するアシストスーツで、軽量で高い補助力が特徴だ。電力を使用せず、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮するため、物流をはじめ製造や農業・介護などの作業現場で活用しやすい仕様としている。