国内大和ハウス工業は14日、マルチテナント型物流施設「DPL郡山II」(福島県郡山市)の建築工事に15日着手すると発表した。2023年2月に完成する予定だ。総投資額は30億円。
同社の郡山市を中心とする福島県の「中通り」地区におけるマルチテナント型物流施設としては、19年9月に完成した「DPL郡山I」(郡山市)と、20年12月完成の「DPL福島須賀川」(須賀川市)に続き、今回が3か所目となる。
DPL郡山IIは、2社のテナント企業が入居でき、それぞれ8000平方メートル、1万500平方メートルを使用できる。DPL郡山Iに隣接しており、東北自動車道や磐越自動車道のインターチェンジ(IC)を経由して東北各地のアクセス性が高いのが特徴だ。テナント企業の多様なニーズに対応できる仕様とするため、近隣の大和ハウス工業の開発物件と同様にマルチテナント型を採用する。JR郡山駅を中心とする市街地からも近く、従業員確保の観点からも優位性が高い。
敷地面積:3万2328平方メートル
建築面積:1万9087平方メートル
延床面積:1万8614平方メートル
構造:鉄骨造、平屋建て
交通:東北自動車道「郡山南IC」から9.3キロ、「郡山IC」から9.7キロ、磐越自動車道「郡山東IC」から10.5キロ/JR「郡山駅」から3.8キロ